今日はオンライン英会話とは直接関係ない話なのですが、海外旅行がきっかけで、私がこっそり続けてる寄付の話をします。
発展途上国をまわったことで受けた衝撃
私が初めて行った海外は中国。
2001年、大阪港から鑑真号という船にのって上海へいきました。
当時の上海は、今のようなバブルはまだ始まってませんでしたが、急激な発展がスラム街の真横で始っているような、光と陰の中間がなくなっていってる、そんな雰囲気の街でした。
まだまだ日本と比べると物価も激安で、中華はどこのお店で食べてもおいしいし、人も親切で、気分は最高。
上海からさらに内陸のウルムチへと向かうために行った駅で、衝撃的な光景を目にします。
物乞いの子供たち
人生で初めてです、物乞いを子供をみたことは。
まだ足元がたよりない3才くらいの女の子が「マネー、マネー」といってすがりついてきたのです。
その子の頭髪は栄養失調で色が抜けており、頭頂部は薄く脱毛していました。
体が動かなくなるとはこのこと。
震える手で少額紙幣を渡しました。
それがよかったのか、わるかったのか、わからない。
ただ、19歳の私にとって大きな衝撃でした。
恵まれた環境に生まれた日本人に出来ること
海外にでるとほんと思います。
なんと恵まれた国に生まれたのか、と。
日本は自殺率が世界的にも高いです。
物質的な豊かさが幸せに直結するわけではありません。
それでも思います、当たり前のように、風邪をひけば病院へいけて、飢える不安はなく、布団で眠れること。
バブルが崩壊してからは景気も悪いし、税金は増えるし、暗いニュースも多いけど、、
でも欲しいものが大なり小なり買えてる人がほとんどじゃないでしょうか?
そんな私達が出来ること。
その一つが寄付です。
インターネットで出来る寄付
そんなこんなで、働き始め自由なお金ができたことをきっかけに、寄付をしています。
私が寄付してる団体はネットで手続きが可能です。
詐欺行為で寄付を募ってる団体もありますので、寄付をする際はよーーーく見極めてからしましょう。
寄付先は様々ありますが、参考までに私がしてる寄付先をご紹介。
国境なき医師団
国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)は、 独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体です。
毎月定額での寄付、または今を救う1回の寄付から選べます。
私は毎月定額にしてるのですが、1回だけの寄付でも人数が集まれば大金です。
出来る時に無理なくするのが寄付を続けるコツ。
やり方や金額にこだわって悩む必要はありません。
寄付金の活動内容も見れるよ
一度でも寄付をすると、どんな活動で使われてるか、今どんなエリアで緊急事態が起きているか、パンフレットが郵送されます。
このパンフレットを読むと、、これからも寄付が続けれるように仕事がんばろ・・って思えるんですよー!
決して大金ではありませんが、私みたいな普通のおばさんが、役に立つというのは嬉しいことです。
領収書の発行も可能
確定申告の際に、寄付金控除の申請も可能です。
もしもあなたが、歯が痛い時、骨折した時、やけどした時、医療を受けれなかったら?
生まれてからずっとそんな世界で痛みを我慢してる子どもたちがいるのです。
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国連UNHCR
UNHCRは、人道危機によって生活が脅かされた何百万もの人々を支援しています。
人々が紛争によって故郷を追われるかぎり、いつ、どこであっても、彼らの権利と安全の守るため、命を守り、援助を届けるため、彼らの尊厳と希望を取り戻すために、UNHCRは活動を続けます。
難民の悲惨な状況を知ったのは英語字幕の勉強出始めた動画がきっかけ。
イギリスドラマにテーマとして扱ってる作品が多いのですが、もーどれもこれも悲惨すぎて。。。
毎月定額での寄付、または今を救う1回の寄付から選べます。
寄付金の活動内容も見れるよ
こちらも同様にパンフレットが郵送で届きました。
領収書の発行も可能
確定申告の際に、寄付金控除の申請も可能です。
生まれてくる国は選べません。命がけで亡命しても、その先に安全が保障されてるわけでもありません。
あなたの寄付でスープと毛布が支給できます。
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寄付をするメリット
正直いうと、自動引き落としなので、普段はもう寄付してる意識すらなくなってます^^;
(金銭的には、確定申告の時に寄付金控除ができること?くらいかな?)
ただ、「寄付金が続けれるように生きてる限り、仕事がんばる!」みたいなモチベーションになってます。
もっともっと安定して稼げるようになったら、海外の子の里親(金銭援助)にもなってみたいなぁ。
こんなこと以前の私なら微塵も考えなかった。
寄付なんてものはお金に余裕がある、お金持ちがするものだと思ってたから。
そんなことないんです。一般人だって寄付はできる。
私みたいな格安チケットで海外旅行してるおばちゃんにだって出来るのです。
まとめ:寄付は誰でもできるよ
長々と書きましたが、寄付は誰にでも出来ます。
なぜか日本では、寄付は売名行為だ!とかいわれがちですが、売名だろうがなんだろうが、お金は人を助けます。
1回だけの寄付でもいいし、
継続的な寄付でもいいし、
こんな仕組みがあって、気軽に誰でもできるんだよーという話でした!
おしまい!